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釣りと環境保全を学ぶ2013


平成25年7月14日(日)〜10月14日(日) に、全国19会場において、NPO法人 日本釣り環境保全連盟 主催による、『釣りと環境保全を学ぶ2013/魚釣りに挑戦!』を実施しました。


本年度は集中豪雨や台風が多く、山間部の開催会場では川の増水の影響により、海に近い河口では高波の影響により、活動日等を変更せざるを得ない所もありましたが、全国19会場において実施され、687名もの小中学生親子が参加し、環境にやさしいルアー作りや、魚釣りを楽しみました。そして、環境保全活動として釣り場の清掃活動もしました。各会場とも、遠くから参加された親子も多く、初めての体験に大喜びでした。

環境にやさしいルアーは、まだ普及し始めたばかりですので、参加者は見るのも初めて、もちろん作るのも初めての体験です。この自作ルアーを釣りに使用しますので、ルアーの出来次第で魚が釣れるかどうかが決まります。

作り方は、ハサミで下絵を切り抜き、ルアーの素材に貼り付けます。そして、下絵に沿って素材を切っていけば、環境にやさしいルアーのできあがりです。ルアーの素材は、7cm四方位にカットされ袋に入っていますので、袋から取り出せばすぐに加工ができます。参加者のみなさんは、様々な形のいろいろなルアーを作りました。どれも個性があり魚の目を引きそうです。たくさんの魚が釣れるかもしれません。ルアーが完成しましたら、昼食までの間、ハリの付け方、釣り竿の使い方の学習をしました。


   

昼食を食べたら、いよいよ魚釣りです。ほとんどの参加者が釣りは今回が初めてとのことでしたが、講師が親切にタックル(釣り具)の使い方、キャステングの仕方を指導してくれたので、参加者のみなさんは一人前の釣り人のようになりました。そして、魚を釣り上げた時は、もう大騒ぎでした。海ではチヌ・メバル・フグ・カワハギ・ハゼ・キビレ、湖・川ではブラックバス・ブルーギル・ニジマス等が釣れました。

釣りを一日楽しんだ後は、釣り場の自然に感謝の気持ちをこめて、参加者全員で釣り場の清掃活動です。釣り場は人もゴミも多く、ゴミ袋はすぐにいっぱいになりました。今回の釣り体験に参加したことにより、釣りの楽しさ、そして釣り場の環境保全の大切さを学んでもらえればと思います。
 実施会場:全国19会場
      
 各会場レポート 1

   

活動期間 平成25年7月14日(日) 〜10月14日(月)
活動場所 全国19会場 ※実施会場はこちら
参 加 者 687名 (小中学生親子)
目  的 この活動は、携帯電話・テレビゲーム等の普及により社会との関わりが少なくなり室内に閉じこもりがちになる子どもたちに、他の学校の異年齢の生徒と一緒に自然の中での体験活動をする事により、自然の中でお互いを理解し助け合う事の大切さを知ってもらうと共に、水辺の環境学習・魚釣り体験・釣り場の清掃活動を通して、釣りの楽しさ、釣りの技術、釣り場の環境保全の大切さを学んでもらう事が目的です。
主  催 NPO法人 日本釣り環境保全連盟
後  援 文部科学省、農林水産省、環境省、国土交通省
一般社団法人 全日本釣り団体協議会 他
協  力 全日本釣り団体協議会 釣りインストラクター連絡機構
総合学園ヒューマンアカデミー フィッシングカレッジ
NBC全国チャプター、JEFフィッシングエコリーダー 他
助  成 独立行政法人 国立青少年教育振興機構
体験内容 ・ルアーの作成
・魚釣り体験
・釣り場の清掃活動

 ・実施会場:全国19会場
      
 ・各会場レポート 1

各会場地域の状況・天候に応じてスケジュール・内容等は多少違いますが、
主な会場のスケジュールは以下の通りです。

9:00 参加者集合
9:10 開会式
9:20 オリエンテーション・環境学習
 開催地の海( 湖・川 )に棲んでいる魚や生き物についての学習
 環境にやさしい釣りについての学習
 外来生物法の説明
9:40 ルアーの作成(環境にやさしい素材を使用してルアーを作る)
10:20 ハリの付け方、キャステングの練習等をする
魚のエサとなる昆虫やミミズの採集にチャレンジ
11:20 昼食
12:10 魚釣り体験(環境にやさしいルアー・昆虫等を使用して釣り体験をする) 
14:20 釣り場の清掃活動(参加者・指導者全員で釣り場のゴミ拾い活動)
14:55 閉会式
15:00 参加者解散

この活動は、『子どもゆめ基金』の助成金の交付を受けて行っているものです。
  


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