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エコフィッシングと
環境保全を学ぶ2024




 各会場レポート-1
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1・隠れ谷池 (和歌山県橋本市)
          2024年6月16日(日) エコフィッシングと環境保全を学ぶ開催
 
「釣り竿作って、魚釣りに挑戦」イベントは5年ぶり2度目の開催になりました。
開催地の橋本市は、紀州へら竿(竹製の釣り竿)の生産地で、日本伝統的
工芸品に指定されています。当日は伝統工芸士・田中和仁氏の「不思議な
素材、竹の話」のあとに子供達に竹の枝を使って簡単にあ釣り竿を自作し
てもらい、その竿で釣り体験をしてもらいました。

子供達は工作と釣りの両方を楽しんでもらいました。魚もよくつれ、楽しい一日
になりました。
 報告:へらぶなクラブ 岸  
 参加者笑顔でパチリ
 
講師は伝統的工芸士田中和仁さん
紀州へら竿(竹製の釣り竿)を手作りします。
 
 
 子供達の個性がつまった釣り竿の完成!
 
 釣り竿のできに思わずにっこり
 
 さ〜釣り体験のはじまりです。
 
 あちこちで釣れた歓声がきこえてきました。
 
 
 
2・西湖 (山梨県富士河口湖町) 7月6日(土) 晴れ 

 
 ・環境保全教室
 STOPマイクロプラスチック説明
・キャスティング指導
・エサ釣
 ミミズを使って釣りに挑戦
・環境にやさしいルアーデザイン
・自作のルアーで釣り体験
・清掃活動

・はじめての釣り体験の方も多く、釣ることができない子もいたが
 何人かの方は釣ることができ楽しんでもらえた。

・作ったルアーでの釣りは釣果がでるか心配されたが、
 今季小学生女性がブルーギルをつり、ルアー釣りの可能性を感じて
 もらう事が出来た。
 
         報告 講師 森規
 以下釣り教室の様子
 
 
 
 西湖のはなしのぶの会場のテラスを貸し切って開催しました
 
 海洋マイクロプラスチックについて資料をまじえながら、講師が熱弁
子供達でもできる身近な環境保全の行動について学びました。
 
 
 釣り竿と、ライフジャケットと水分補給用の飲み物をもっていざ西湖へ
 
 高温が予想されていたので環境保全教室は半分一番暑い時間に変更
まずは餌釣りで釣りの楽しさを味わいにいきました。
 
 釣り竿を初めての子供達に手を取り、丁寧に指導にあたります
 
 初めての釣りは釣り糸が絡まったり、まっすぐ投げることも初めは出来ませ
んでした。
 
 「釣れたよ」と歓声が上がります。
 
 何センチかな?ブルーギル13p
 
 僕も釣れたよ
 
 うきごりさんかな? かわいいね
 
 もういっぱしの釣り人ですね
 
 
 今日一番の大物です。ブラックバスなんと32p
 
 10時頃からぐんぐん気温が上がったので、途中に一度竿をおろして、木陰
で休憩を行い適に水分補給をおこないました。
昼食後環境に優しいポークルアーデザイン教室を開始
 
 イカの形かな上手にデザインしています
 
 小さく切っていますね。ブルーギルが釣れるよと講師からのアドバイスを
聞いて作っている様子
 
 自作のルアーで釣りに挑戦今度はミミズのように自分で動いてはくれないの
で、テクニックが必要です。ブルーギルを見事釣り上げた女の子がいました。
 
 沢山遊んだ後に自然に感謝しながら、清掃活動です。
今年はとてもゴミが少なかったです。
 
 
 キレイに見えている芝生の中から見つけ出してゴミを拾ってくれました
 
 ゴミが本当に少なかったです。意識が変わってきているようです
 
 本日の一等賞は32pのブラックバス
 
 ポークルアーで釣りあげたで賞
 
 残りはじゃんけん大会で大盛り上がりで渡せました。
 
                                                            
3・明見湖(山梨県富士吉田市)晴れ 
 
 
協力団体 ヒューマンアカデミー富士河口湖校

当日の実施項目
@ 山梨の水辺環境レクチャー(山梨から海を守ろう資料活用)
A 明見湖の生物のレクチャー
B 環境に配慮したポークルアーデザイン
C 飼育の一環として細かい作業を伴うスプーンづくり
D 清掃活動

アウトドアも含む教室なので、猛暑の影響地面に近い子供達の体調が心配でしたが、保護者の
ご協力もあって全員アウトドアもインドアも体調を崩す子供もなく無事にプログラムを進める
事が出来ました。高温が予想されたため、実釣をするのにあたり危険な行為を説明後実釣を
体験、午後に環境保全教室と、ポークルアーデザイン体験、更にはスプーンづくりをしました。
気温30℃、水温25℃という生き物たちにとってはかこくな状況にも関わらず、釣り体験
では参加者11名の子供たち全員が、魚を釣ることができました。

真夏の厳しいときでもハスやヒシ藻などの浮葉植物、葦、ヨシなどの宙水植物が豊富にある
明見湖では、生き物がエスケープできる日陰や溶存酸素が豊富なこと、水質の良い冷たい
湧き水が豊富なことが、小さな湖でも豊かな生物相を育んでいる様です。インドアでの物作り
や環境学習も含め、子供達も保護者も、明見湖の素晴らしい自然環境に一日触れ合い、楽しく
有意義な一日を過ごして頂けたことを子供達の笑顔で感じました。

講師 ヒューマンアカデミー富士河口湖校 井上修  
 
 会場の 〜明見湖体験工房〜
 
 蓮の花が真っ盛りの公園にて開催しました
 
 明見湖での講師陣 ヒューマンアカデミー富士河口湖校 講師と学生
 
熱中症対策として、涼しい時間に屋外活動をするため
危険を伴う行為について説明 
 
 参加者も懸命に耳を傾ける
 
 いざ釣りに挑戦!
 
この日は次々とおさかなが釣れ、釣れない子は一人もいませんでした 
 
 
 
 
 
 
 
 高温になってきたので、昼食後環境保全教室
 
明見湖の自然の話の話を織り交ぜながら環境について考えます 
 
ポークルアーデザイン教室 
 
 どんな形にしようかな?
 
個性的な作品がたくさん 
 
 
 少し涼しくなったので、自作のルアーで釣りを楽しむ班と
スプーンづくりに挑戦する班に分かれました。
 
 
 
 水の中でキラキラしてお魚よってきそうです
 
 
 
 楽しく遊んだ公園をキレイに清掃活動
普段から整備されているのでゴミは少なかったですが、ゴミを捨てない
気持ちを育むきっかけになったと思います
 
 
 
 
 
 協賛していただいた商品をじゃんけん大会
 
 
参加者、保護者、指導者のご協力のおかけで、怪我無く、無事終了
することが出来ました。 
                                                            

4・吉野川橋南岸河川敷広場 (徳島県徳島市上助任町天神) 晴れ
 
今年も多くの子供達が参加してくれました。
吉野川の暑さも非常に厳しいので、熱中症対策をしましたが、もっと必要になってくる
と思いました。
子供達は釣り教室もルアー教室もとても楽しそうにしてくれたのでこれからも継続できれば
と思います。

 協力:新町川を守る会    報告講師 本堂靖尚  
 
 こちらの会場はルアーの色塗り体験を開催しました
 
 
 スタッフが事前に使わなくなったルアーをサイディングしてキーホルダーに
出来るように準備をしました。
 
 
 子供達の個性が光ります
 
こちらはキラキラしたストーンを付けておしゃれに完成
 
 
 
 
 エコフィッシング体験 釣れたよ!ヒイラギや、キビレが釣れました
 
 私も釣れたよ ヒイラギかな?
 
 かわいいの釣れたよ ヒイラギかな?
 
 
 スタッフ講師で清掃活動を行いました
 

                             
                              

5・高梁川 (岡山県倉敷市)
 
 釣りをした事がないお子さんがほとんどで、ルアーって何?
 というところから始まり、ポークルアーを使ってどんな形がおいしそう
 に見えるかな等と話しながら作っていました。

 子どもの中には夏休みの自由工作ができたと喜ぶ子供もいました。

 釣りでは、ほとんどの子供が初めて釣りを体験する参加者が多かった
 ので、糸の結び方、エサのつけ方、キャストの仕方から、教えました。

 結果、魚も6匹釣れて、釣った子供達は喜んでいました。

 ゴミ拾いでは、ほとんど河川敷にはゴミはすくなかったのですが、ペットボトルなど
 が落ちていて子供達が拾い集めてくれました。


 近年屋外で遊ぶ子供を見かけなくなってきているので、いい体験になったのでは
 と思います。

 今後も子供達が自然と触れ合えるようにフィールドの保全活動に勤めていきたいです。

 
講師 NBCチャプター岡山 岡本秀二
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 楽しんだ後は清掃活動です。
 
 
 
                 
                                       

6・津風呂湖 (奈良県吉野町) 
当日は晴天酷暑が予想されたので、午前中心と午後中心で分けて開催しました。

ルアーデザインや、ルアーペイントも楽しそうにやっていただき、環境教室も真面目に
聞いていただけました。

暑すぎたため室内での環境教室時にはエアコンMAXにしましたが、参加者は しんど
そうでしたので、来年度に向けては、人数を少し減らしたほうがよいかと思いました。
  会場協力:津風呂湖観光協会 報告講師 喜多益弘 
 沢山の参加者が集まってくれたので、2班に分かれて活動開始
1班の集合写真
 
 2班の集合写真
 
 講師陣
 
 マイクロプラスチックはどこからやってくる? 環境保全教室
 
 
 環境に優しいポークルアーを思い思いの形につくります
 
 
 
 
 今度はルアーの色塗りを体験します。
 
 
 色とりどりのルアーができあがりました。
 
 津風呂湖に移動して釣りに挑戦
 
 
 釣れたよ! いい笑顔です
 
 
 僕も釣れたよ
 
 
 最後に清掃します。
 
 
                              
                           
7・河口湖 (山梨県富士河口湖町)

 山梨県河口湖にて 「エコフィッシングと環境保全を学ぶ/魚釣りに挑戦」
 最高気温32℃と猛暑の中、スケジュールを変え、後半に行う予定でした。
キャスティング練習や実釣を早目の時間に開催し、熱中症対策をしました。
当日は、河口湖の紹介、釣りでつける事をレクチャーした後、大池公園に移動し、
キャスティング練習。
釣りが初めての子もいましたが、すぐに上達し、まっすぐ遠くに投げれるように
なりました。
実釣では、33cmのブラックバスをはじめ、多くの子がブルーギルなどを釣り、
とてもいい笑顔で写真が撮れていました。湖畔清掃をした後、昼食タイム。
再び、ヒューマン富士河口湖校に戻り、外来生物法やポークルアーの話
等環境保全教室を行い、その後は、ポークルアーシートを切り、各自
思い思いのポークルアーを作りました。保護者の方々も協力し、ほほえましい
光景でした。釣り糸の結び方講習後は、お楽しみの協賛品をプレゼント。
お子さん達は、最後に「楽しかった」と言ってくれて、開催してよかったと思い
ました。来年も機会があれば、ぜひ開催したいと思います。
 講師 NBCチャプター河口湖 大場直樹 
 当日の様子の写真
https://photos.app.goo.gl/oGqKHzLhBErAs27u8
 
 
 熱中症対策として河口湖会場も危険な行為などを説明し予定を変更
して涼しい時間に屋外活動を実施
 
 
 
 釣りが初めての親子が多いので、釣具の扱い方、をレクチャーします。
 
 キャスティングのコツは、投げたい方向に体を向けてまっすぐ振るよ
 
 3班に分かれて安全を確保しながらエコフィッシング体験
 
 わーい釣れたよ
 
 ポークルアーで釣れたよ 
 
 河口湖大きなブラックバスを釣りあげました。
 
 
 
 昼食休憩前に清掃活動を実施
 
 花火大会の後でしたのでいつもよりもゴミがありました
 
 
 
 昼食後屋内にて環境保全教室とポークルアーデザイン教室
 
 
 
 
 
 次は自分でも釣りを楽しめるように釣り糸の結び方をレクチャー
 
 
 細かい作業、釣り糸の結び方を保護者の協力も得ながら、獲得
 
 大場さんから大物賞のプレゼントです
 
 河口湖会場の講師陣 暑い中有難うございました。
 


                                 
                       
8・三ツ谷池 (三重県大台町)
  大雨のため残念ながら中止となった。


9・道志川 (山梨県道志村)
今年は、格別の猛暑で暑い日々が続いていましたが、当日は曇り空で心地よい秋の気配の感じられる天気でした。美しい水と森の中で子供達も目一杯釣りを通して環境保全の大切さと自然環境の豊かさを理解しながら、物作りも楽しみました。
道志村が美しい水のために山に植樹する木々は根を長く張り巡らす広葉樹を植えており、自然の雨水のろ過機能を維持している事を話ました。世界的に問題になっている海洋マイクロプラスチック、このまま人間がゴミを捨て続ければ、海洋生物よりもごみの量が多くなること、マイクロプラスチックになったゴミは食物連鎖で、多くの生物に影響を及ぼしていることを話した。一般的に釣りの餌として使われているワームはプラスチックで出来ています。今回は環境に優しい生分解100%するポークルアーを好きな形に加工をしました。その後エコフィッシングに挑戦し、あちこちで子供達の釣れたよと歓声が上がりました。釣りを楽しんだ後は感謝の気持ちを持ち清掃活動を行いました。自然環境を理解し保全していける人に育っていくことを願って一生懸命実施をしました。      講師 井上修

 
 道志川渓流フィッシングセンター会場の前で集合写真
   この日は参加者全員が御魚を釣り上げる事が出来たのでみんないい顔してます
 
 
 環境保全教室 道志村の自然について講師から話します
 
 
 
 ポークルアーデザイン教室
 
 
 器用にいろんな形に作り上げています
 
 
 
 いよいよエコフィッシングに挑戦!!
 
 講師が丁寧に指導にあたります
釣りが初めてな子供達おっかなびっくり竿を握っています
 
 
 20分もするとコツを少しずつつかんで、あちこちで「釣れたよ」
と歓声が上がり始めました
 
 
 
水のきれいな場所でしか見ることができないアブラハヤ
体が油をぬっているかのようにぬるぬるしている事が名前の由来 
 
 
 
 生きた魚初めて握りしめた。「ぬるぬるする」
 
 やったね!
 
 午後は当初猛暑の可能性もあったので、物作りも用意
毛ばり・スプーン作成班とエコ釣り体験班に分かれて実施
 
 毛ばりの細かい作業に一生懸命取り組みます
 
 カラフルな虫ができました
 
 スプーン作成班
 
 
 
 
 出来た〜と満面の笑み
 
 
 沢山遊んだ川沿いを感謝の気持ちをこめて清掃活動
 
 
 ゴミ袋は生分解するビニール袋です
 
 閉会式と、釣り関係企業様から頂いた協賛品をじゃんけん大会で
プレゼントしました。釣りをするときより真剣な表情を見せる子も。
 
 
 ヒューマンアカデミーフィッシングカレッジ富士河口湖校の講師と学生が
釣り指導師となり環境保全の知識を持った釣り人を誕生させてくれました

この活動は、『子どもゆめ基金』の助成金の交付を受けて行っているものです。
今年度は山梨県の4会場が助成金対象です。
各会場レポート    
  


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