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令和6年度西湖湖底清掃報告(2024年11月17日)第5回

 令和6年11月17日(日)山梨県西湖の「湖底清掃作業」実施につきまして、御報告を致します。

恒例となりました、西湖の「湖底清掃作業」ですが、今回も「丸美ボートさん」前の湖畔キャンプサイトと湖岸周辺の陸上と水域での「清掃作業」を実施させて頂きました。


                 
 

西湖をきれいにしよう!
令和 6年11月17日(日)山梨県西湖の「湖底清掃作業」実施につきまして、御報告を致します。

西湖の「湖底清掃作業」は、今回も「丸美ボートさん」前の湖畔キャンプサイトと湖岸周辺の陸上と水域での「清掃作業」を実施させて頂きました。

当日の天候は「快晴」。多少の増水傾向という情報でしたが、当日の水中の視界も「良好」でした。
水深10m程度までの潜行範囲で、湖底清掃作業を行いましたが、近年もれなく西湖も「地球温暖化」の為か、直射の当たる水深0.5m〜2.5m付近にだけ「水草」が密生していて、11月の水温にしては高めでした。
ただ、やはり河口湖と「水草の種類」が違うのか、水温が下がる過程で水草が切れ始めて(切れた水草が、所々湖岸に打ちあがっていた)いました。
水中の透明度は良いのですが、3m付近から深場へ潜行すると、湖底付近には「水草類」はまったく無くなり、平坦な「砂漠化状態」となっています。

湖底には、貝の殻や枯れ枝が散乱していて、小魚(ハゼ類?やブラックバスの稚魚)やエビ類、貝類も多く生息をしていました。水面直下には「ワカサギの群れ」もキラキラと遊泳しており、西湖は相変わらず、水質環境の良さを表していました。

当日は、天候も恵まれ「キャンプ&BBQ」を湖畔で楽しむ方々も多かったです。ルールとマナーを守って頂いているおかげで、湖畔周辺の水域(浅瀬)や浜も大変に綺麗な状態でした。
これからも 湖底清掃や陸上のゴミ回収作業を継続し、いつまでも綺麗な「西湖」であることを願いつつ清掃作業を無事に終えました。

いつまでも皆様のご協力と共に、西湖の綺麗な水質と水辺環境を作っていきましょう。

以上、ご報告を致します。
潜水作業担当ダイバー 佐 藤  巖

 キーンと空気の冷えた中で、潜水作業の準備をします
 
 
 
 朝方はお日様が出ていませんでしたが、途中から
出てきたので水中での視界が良好になりました。
 タックルボックスがそのまま沈んでいました。

 作業実施日  令和6年11月17日(日曜日)
 当日の天候  快晴
 気 温  早朝:12.5℃ - 11時:19.5℃
 水 温  潜水開始時水浸1.5m 14.5℃
 作業箇所  丸美ボート前 (湖畔及び周辺水域)
 作業開始時間  午前 8:20
 作業終了時間  午後 11:40
 潜水作業時間  120分 (40分+40分+40分)
 作業内容  湖底・湖畔に放置されたゴミ類の回収作業

 作業スタッフ
 潜水作業班  2名(ダイバー)
 陸上水際班  4名(水際作業4名)
 陸上カメラ   1名(GO!GO!NBC)
 協 力  西湖漁業共同組合
  清掃して収集したゴミを全部受取回収して下さ
  いました。有難うございました。

 ゴミ回収量
 ビン類 2,000g  
 缶 類 5,000g 
 ワーム類 1,000g  
 ハードルアー類 250g  
 可燃物   6,500g  
 粗大ゴミ(タイヤ3本・オール等) 78,750g  
 合 計 93,500g 
 補助金 山梨県 環境保全課題対策事業費補助金
 古タイヤ、パドルなど粗大ごみも多く回収しました。
 空き缶や、弁当のゴミなどレジャー関係のゴミが多い
 西湖漁業協同組合様がゴミを引き取って下さいました。
有難うございました。
 
  

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