Japan
Ecology Fishing
Federation

トップページ  JEFニュース  前のページに戻る

令和2年度河口湖湖底清掃報告(2020年12月6日)第56回

 河口湖の湖底清掃は平成13年より、実施しており今年は56回を迎えました。累計のゴミの量は約2.7t
になります。今年は勝山にある、小海公園周辺の水域の湖底清掃もおこないました。

 12月になり河口湖もすっかり冬の気温で水温も低い中ダイバーによる精力的な湖底清掃を行いました
河口湖を56回湖底清掃を行っておりますが、小海公園地区は初めての活動場所でした。42kgほどのゴミを回収しましたが、湖底は新しいゴミよりも古いゴミが多かったです。周辺や、水際班のゴミは観光客に
人気の道の駅もあることもあり、ゴミが多かったです。

河口湖勝山地区をきれいにしよう!

ダイバーからの報告

今回、河口湖「小海公園」周辺水域の「湖底清掃」を行いましたので、ご報告を致します。
 小海公園周辺水域は、河口湖では初めての場所の潜水作業と思われます。
当日の周辺の水質は、濁り気味でしたが、目視で湖底のゴミ類を探し、回収をするのには支障は有りませんでした。水域の湖底には、水草も少なく、ゴロタ岩?又は溶岩?が点在していて、ヘドロの様な堆積物が湖底全体を覆う状態で、他のポイントに比べ、なにか「殺風景な湖底」という印象でした。
時期的なモノなのか、何か生命観の全く無い湖底という印象です。
水域は遠浅で、なだらかな湖底には、空き缶や空き瓶がヘドロに埋もれて点在。
空き缶は、古いタイプのプルトップタイプの空き缶が多く、長年放置され沈んでいたモノと思われました。
釣り具(ルアー類)に関しては、湖底がなだらかな事と障害物が無いことから「根がかり」が少ないのか、全体的にも少ないと思われました。

今回は、時期的にも低水温での「潜水作業」でしたので、1回辺りの「潜水作業時間」も短くなりましたが、周辺水域の湖底に目視の出来たゴミに関しては、大体の回収が出来たと思われます。
これからも、湖底清掃や陸上のゴミ回収作業を継続し、いつまでも綺麗な河口湖であることを願いつつ、今回も回収作業を無事に終えました。
いつまでも皆様のご協力で、綺麗な河口湖の水辺環境を作っていきましょう。
以上、ご報告を致します。

潜水作業担当ダイバー 佐 藤  巖

潜水準備

ダイバーをボート班が見守ります


朝方は霧が立ち込める中での作業でした。

時間がたつにつれて晴れてきました。

ダイバーが回収したゴミを分別します

湖底に沈む鉄の棒

ヘドロが舞うと視界が悪くなります

 作業実施日  令和2年12月6日(日曜日)
 当日の天候  曇り後晴れ
 気 温  早朝:5.3℃(11時 10.8℃)
 水 温  水深1.5m 10.1℃
 作業箇所  河口湖(小海公園湖岸と周辺水域の湖底)
 作業開始時間  午前 8:30
 作業終了時間  午後 12:30
 潜水作業時間  95分(30分+30分+30分)
 作業内容  湖底・水際に放置されたゴミの回収作業

 作業スタッフ
 潜水作業班  3名(潜水士有資格者1名)
 船舶監視班  1名(船舶1艇)
 陸上水際班  6名(水際作業3名)

 ゴミ回収量
 ビン類 4,000g  
 缶 類 4,000g 
 ワーム類 2,000g  
 ハードルアー類 1,000g  
 可燃物   7,000g  
 錆鉄棒 12,500g  
 不燃物 6,000g 
 ブロック 2,500g 
 ゴルフボール 1,000g 
 仕掛けゴミ 2,000g 
 合 計 42,000g  
 協 力  総合学園ヒューマンアカデミー富士河口湖校


ダイバーからゴミを水際班が受け取ります





ボランティア学生いい顔してます。 有難うございます!
  

Copyright(C)2020 JEF All Rights Reserved