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平成27年度高滝湖湖底清掃報告(2015年10月4日)

認定NPO法人日本釣り環境保全連盟は、平成27年10月4日(日)にダイバーによる高滝湖(千葉県)湖底清掃活動を実施しました。


高滝湖をきれいにしよう!

当日、高滝湖に到着し作業の準備を始める頃、水面には薄くアオコが浮いて漂っているのを確認。水面上は茶緑っぽい水質で濁りがキツイ印象でしたが、実際に水中に入り潜行してみると、水中の一面が赤茶色の世界となりました。

護岸付近の湖底には、上流の養老川から流れてきたと思われる流木類が溜まっていて、まるで湖底は流木のジャングルの様になっていました。

時期的な事もあってか、水質的に濁りも酷く透明度も20センチ程。
強力な水中ライトを照らしても赤茶色の水質、加えて水中の浮遊物が反射してしまい、周辺への視界がほとんどありませんでした。
水中ライトが無ければ、視界は10センチ以下程度です。

湖底自体は、腐葉土や腐った流木、ヘドロが堆積した状態で、湖底に腕を入れてみると80センチから1メートル位の層となっていて、フカフカな柔らかい湖底でした。
しかも、濁りが湖底に近づいても同じ状態で続き、終始、視界不良の為に手探り状態の作業となりました。

作業開始をしたのは、まずトレーラーから船を上げ下ろしの出来るボートランチングのスロープ付近。
両サイドの護岸直下約4メートルの湖底へ潜行し、流木の間、湖底、護岸の壁と、視界の効かない水中を移動しながらゴミを探しましたが、見つけることができませんでした。

次に、船が係留されている桟橋周りと、その直下を探してみましてが、この湖底護岸の壁にもゴミらしき物は無く、流木類だけでした。

湖底の流木類を掻き分けながら、湖底を這う様に進みましたが、釣り具類(ワームやハードルアー等)は、ほとんど見当たりませんでした。

今回も陸上清掃・湖底清掃の作業中、多くの釣り人の方々や観光で訪れた方々に、ご協力を賜りました。ありがとうございました。


高滝湖

湖底清掃開始!

陸上へ上がるダイバー

缶類

粗大ごみの計量

水中から引き揚げたゴミ

 作業実施日  平成27年10月4日(日曜日)
 当日の天候  晴れ
 気 温  早朝:19℃ - 11時:26℃
 水 温  23.0℃
 作業箇所  高滝湖(千葉県)
 作業開始時間  午前  8:00
 作業終了時間  午後 13:30
 潜水作業時間  110分 (40分+35分+35分)
 作業内容  湖底・水際に放置されたゴミの回収作業

 作業スタッフ
 潜水作業班  2名(潜水士有資格者2名)
 船舶監視班  1名
 陸上作業班  5名

 ゴミ回収量
 ビン類 0g  
 缶 類 950g  
 ワーム類 250g  
 ハードルアー類 50g  
 可燃物 400g  
 粗大ゴミ 35,000g  
 合 計 36,650g  
 協 力  NBCチャプター南千葉

  

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