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平成26年度河口湖湖底清掃報告(2014年11月16日)第49回

認定NPO法人日本釣り環境保全連盟は、平成26年11月16日(日)にダイバーによる河口湖湖底清掃活動を実施しました。今回は河口湖東側水域(ロイヤルワンド周辺)の湖底の清掃、及び水際(水深0〜1m)の清掃をしました。


河口湖をきれいにしよう!

当日の早朝は寒かったのですが、時間を追うごとに陽が上り、気温の上昇もあり、早々に潜水作業の準備を始めました。

水面の表面上の透明度は良好でしたが、作業を始めて潜行していくと水中、湖底付近の透明度は濁りがあり、あまり良くありませんでした。
今年も「水草」が湖底清掃の作業の邪魔をするのかと思いながら湖底を見渡すと、なんと水草の長さが例年の半分くらいです。湖底に放置されているゴミも、ある程度見えていて潜水作業(ゴミの回収作業)に支障はありませんでした。

ロイヤルワンド周辺の湖底では、数年前から集中的に湖底清掃をしてきて、毎回かなりのゴミや釣り具類を回収してきましたが、今年のロイヤルワンド周辺の湖底には、何故かルアー、ワーム類が多く見受けられました。今まで水草に隠れて回収が出来ていなかった「未回収のモノ」もあったかと思いますが、それにしても新しいルアー、ワーム類が数多く沈んでいました。

ロイヤルワンドと言えば、年間を通して釣り人の多い場所なので、これは仕方ないと思われましたが、今回もかなりの量のルアー、ワーム類を回収しました。

今年は台風や天候の急変等で11月16日(日)の清掃作業となり、終始11℃〜12℃前後と冷たい水温での潜水作業となりましたが、回収作業には支障も無く、陸上・水中共に多くのゴミの回収が出来ました。

水際の清掃は、ウエーダー(胴付長靴)を履いての作業です。良く目を凝らしゴミを見つけてトング(火ばさみ)を使い水中のゴミを回収しました。

今回は、46kg ものゴミを回収することができました。


今回の清掃箇所

ダイバー清掃開始

水際も清掃開始

岩の隙間のゴミを回収

目を凝らせてゴミを捜します

陸上も清掃

湖上からダイバーの安全確保

新聞の取材

 作業実施日  平成26年11月16日(日曜日)
 当日の天候  晴れ
 気 温  早朝:2.3℃ - 11時:16℃
 水 温  12.3℃
 作業箇所  河口湖東側溶岩帯(ロイヤルワンド周辺)
 作業開始時間  午前  8:00
 作業終了時間  午後 13:00
 潜水作業時間  135分 (45分+40分+50分)
 作業内容  湖底・水際に放置されたゴミの回収作業

 作業スタッフ
 潜水作業班  4名(潜水士有資格者3名)
 船舶監視班  1名(船舶1艇)
 陸上水際班 10名(水際作業5名)

 ゴミ回収量
 ビン類 5,400g  
 缶 類 2,885g  
 ワーム類 15,565g  
 ハードルアー類 790g  
 可燃物 7,075g  
 粗大ゴミ(アンカー他) 14,960g  
 合 計 46,675g  
 協 力  総合学園ヒューマンアカデミー富士河口湖校
 助 成  公益財団法人やまなし環境財団
 取 材  毎日新聞


水草の隙間に

ワーム

ワーム

ワームがヘドロに埋まっている

再度清掃作業へ

ダイバーも再度 水中の清掃へ

清掃作業中のダイバー

水中から戻ってくるダイバー

水際班も戻る

清掃の後はゴミ仕分け作業

ワーム

ビン・缶
  

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