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平成25年度河口湖湖底清掃報告(2013年10月13日)第48回

NPO法人日本釣り環境保全連盟は、平成25年10月13日(日)にダイバーによる河口湖湖底清掃活動を実施しました。今回は河口湖東側水域(河口湖ホテル前溶岩帯一帯)の湖底の清掃、及び水際(水深0〜1m)の清掃をしました。


河口湖をきれいにしよう!

数年前にも清掃を行なった場所ですので、水中の様子は把握していましたが、水草の多いことに驚きました。

今年の河口湖は水位の低下と水温が保たれているためか、例年より水草が多いように思われます。
これは水中生物にとっては良い環境なのでしょうが、ダイバーにとっては視界が悪いのと作業中に水草が潜水機材に絡まるので最悪な状態です。それでも、水草の中を静かに覗き込むと、大きな鯉やウナギが、隠れるように居ついているのが分かります。

溶岩帯のオーバーハングしている岩の下の湖底は、ゴミも溜まりやすいのですが、水中生物にとっても最適な隠れ場所になっているようです。

前にこの箇所の湖底清掃をしましたが、湖底のヘドロがゴミを拾う度に舞い上がる状況は、以前と変わりませんでした。

水際の清掃は、ウエーダー(胴付長靴)を履いての作業です。良く目を凝らしゴミを見つけてトング(火ばさみ)を使い水中のゴミを回収しました。

今回は、93kg ものゴミを回収することができました。


今回の清掃箇所

釣り場の環境を守ろう

水際の清掃開始

目を凝らせてゴミを捜します

奥のほうもきれいにします

ダイバー

水際班とダイバー

清掃作業中のダイバー

 作業実施日  平成25年10月13日(日曜日)
 当日の天候  晴れ
 気 温  早朝:19℃ - 11時:23℃
 水 温  18.0℃
 作業箇所  河口湖東側溶岩帯(河口湖ホテル前)
 作業開始時間  午前  9:10
 作業終了時間  午後 14:00
 潜水作業時間  140分 (50分+45分+45分)
 作業内容  湖底・水際に放置されたゴミの回収作業

 作業スタッフ
 潜水作業班  4名(潜水士有資格者3名)
 船舶監視班  1名(船舶1艇)
 陸上水際班  8名(水際作業5名)

 ゴミ回収量
 ビン類 22,135g  
 缶 類 8,310g  
 ワーム類 9,190g  
 ハードルアー類 205g  
 可燃物 11,720g  
 粗大ゴミ(タイヤ他) 42,010g  
 合 計 93,570g  
 協 力  総合学園ヒューマンアカデミー富士河口湖校
 助 成  公益財団法人やまなし環境財団
 取 材
 毎日新聞 2013年10月17日 木曜日版

 山梨日日新聞社


水草

ワーム

水中の様子

ワーム
  ・毎日新聞    2013年10月17日 木曜日版
  ・山梨日日新聞 2013年11月27日 水曜日版

水中から戻ってくるダイバー

水中のゴミを仕分けに

清掃の後はゴミ仕分け作業

仕分け作業中

色々なゴミ

瀬戸物が多かった
  

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