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平成18年度河口湖湖底清掃報告(2006年12月10日)第42回

風もなく、気温も暖かい日でしたが、水温が低かったため潜水作業はかなり厳しい状態でした。水質は良く視界は1m程度有りました。水温が「8℃」と低めだったのですが、水中の水草が切れ始めていた御陰で、いつもなら水草の陰で見えないゴミも回収することが出来ました。

相変わらず、湖底にはワーム類が多く堆積しているのですが、いつもと違うのは「ライン(釣り糸)が多く残っていた。」と言うことでしょうか。年々、細く・強く 改良されているラインですが、湖底清掃をするダイバーにとっては非常に「厄介」な代物です。細いので水中で見えにくく、しかも強いので中々切れないのです。

この細く見えにくいラインが、潜水機材に何本も絡まります。1〜2本のライン(4ポンド程度)ならグローブをしていれば「手」でもある程度引きちぎることも出来るのですが、3本以上やちょっと太目(10ポンド以上)のラインは、ナイフやハサミを使わないと無理です。無理やり切ろうとすれば、グローブと一緒に素手や機材が切れてしまうのです。今回も水中作業中に、ダイバーの潜水機材に多くのライン(釣り糸)が絡まり大変でした。


風もなく穏やかな湖面


湖上からダイバーの安全確保


釣り専門学生が湖畔清掃


こちらも湖畔清掃


水温8℃『冷たい!』


波はないけれど、作業は厳しい


スピナーベイト


ハードルアー


ワーム?


ワームをヘドロが覆っている

 作業実施日  平成18年12月10日(日曜日)
 当日の天候  快晴 気温 早朝11℃
 水 温  8℃
 作業箇所  ロイヤルワンド溶岩帯一帯
 作業開始時間  午前 8:00
 作業終了時間  午後 1:00
 潜水作業時間  130分(50分+50分+30分)
 作業内容  湖底に放置されたゴミの回収作業

 作業スタッフ
 潜水作業班  3名 (潜水士有資格者2名)
 船舶監視班  1名 (船舶1艇)
 陸上作業班 22名
  (ヒューマンフィッシングカレッジ学生・職員 16名)

 ゴミ回収量
 ビン類 1,982g  
 缶 類 1,654g  
 ワーム類 18,316g  
 ハードルアー類 1,360g  
 可燃物 5,136g  
 合 計 28,448g  


湖底のゴミ回収に


水草が少なくゴミが拾い易い


釣り糸が絡まっている


湖底からゴミを回収してくる


かなりたくさんのゴミが入っている


釣竿まで捨ててある


湖畔清掃の後はゴミ仕分け作業


釣り糸が多い


カラフルなハードルアー

今回も大量のゴミが
  

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