長野県『木崎湖』湖底清掃報告(2005年9月17日) |
以前、同じ長野県の野尻湖へ湖底調査に行ったことがありますが、木崎湖の湖底に潜水するのは今回が初めてです。『透明度はかなり有ります。』との前情報を元に早々に潜水作業を始めました。
潜水作業1本目は、湖の北側に位置している農具川流れ込み付近一帯。ボートからのエントリーとなり、早々に作業を開始。一見すると、とても綺麗な湖底(砂地)であり、点々と湧き水もあり、水草も程よく繁り「水環境」は良好でした。ゴミについては空き缶、空きビン等が多く点在していましたが、釣具類については数える程です。とにかく驚かされるのは水質の良さ(透明度)と、魚の多さでした。ワカサギの大群、ブラックバス(ラージ・スモール共)、ウグイ、カジカ類、巨大な鯉等々、作業をしながら魚に目を奪われる光景が何度もあり、健全である湖の凄さと素晴らしさを痛感させられました。
2〜3本目は、湖の南側に位置する岸壁側一帯。岸壁からなだらかに落ち込んでいく、すり鉢状の駆け上がり付近。ガレ石が堆積していて釣りのポイントとしては最高な環境と思われました。点々と倒木があり水草が多く、この場所でも環境の良さに驚かされます。
ゴミについては、やはり空き缶、空きビンが多く、釣具類については数える程でした。
この様に非常に良い水環境を、いつまでも皆さんと一緒に残して行きたいと思わされた今回の作業でした。
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ボートで清掃ポイントへ移動
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清掃作業開始
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水中では、ダイバーが作業中
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川の河口部
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魚がダイバーに寄って来る
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小魚がいっぱい !!
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苔虫のアート
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透明度が良く陸上の様です
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ほうれん草みたいな水草
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タニシ
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車のホイルキャップも捨てられている!
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水を含んで巨大化したワーム
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作業実施日 |
平成17年9月17日(土曜日) |
当日の天候 |
快晴 気温 早朝20℃(11時26℃) |
水温 |
22.5℃ |
作業箇所 |
北湖農具川一帯・南湖岸壁沿い(長野県木崎湖) |
作業開始時間 |
午前 9:30 |
作業終了時間 |
午後 1:30 |
潜水作業時間 |
140分(50分+50分+40分) |
作業水深 |
2m〜8m |
作業内容 |
湖底に放置されたゴミの回収作業 |
作業スタッフ |
潜水作業班 4名(潜水士有資格者4名)
船舶監視班 3名(船舶3艇)
陸上作業班 4名 |
ゴミ回収量 |
ビン・缶類 |
56,874g |
ワーム・ルアー類 |
4,300g |
プラ・ビニール・可燃物 |
33,754g |
不燃物・粗大ゴミ |
39,190g |
廃タイヤ(1本) |
14,792g |
合 計 |
148,910g |
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湖底に一体化したワーム
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ドラム缶まで捨てられている!
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空き缶が目立つ
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こちらにも空き缶が
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船のマスト回収
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ダイバーが湖底から上がってくる
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袋にはゴミがいっぱいです
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ボートからゴミを降ろす
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ゴミ分別作業
同日木崎湖では釣りのイベントが開催されていました
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大量の空き缶
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ワームもかなり回収された
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タイヤなど粗大ゴミ
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