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平成16年度河口湖後期第1回湖底清掃報告(2004年11月5日)

11月に入り水温も低下し始め、「湖底の水草も切れているであろう」という予想とは逆に、水草の大半がまだ残っている状態でした。
今年は夏が猛暑だった事もあり、水温の低下が遅れている様です。水の状態は良好(視界1m)でしたが、水草の間に入ったゴミがどうしても取れませんでした。空き瓶、空き缶類が極端に少ないのには、多くの皆さんのご協力の賜物であると思います。

ダイバーとして、水中のゴミや回収されたゴミを良く観察していると、意外な事が見えて来ます。例えば、場所によって沈んでいるワームの色や形、大きさの違い・・・。
ハードルアーが多い場所や少ない場所、色、形、種類等・・・。
ラインの太さやリグの仕様等々・・・。
現在はダイバーとして潜水作業をしていますが、元々熱狂的な「バス釣りファン」ですので、水中から色々と勉強させて頂く事が多いですね。

私の見た限りでは、湖底のゴミは確実に減っていると思います。
今以上に一人一人がルールを守り、魚と水の環境を気にして頂けると、もっともっと湖は綺麗になると思います。


早朝は濃霧


朝早くから多くの釣り人が


潜水準備


清掃作業開始


ダイバーが作業中


陸からもワームが見える


ダイバーが戻ってきた、手にはゴミが!


ワームが重い !!

作業実施日 平成16年11月 5日(金曜日)
当日の天候 快晴(早朝・濃霧) 湖畔気温 早朝 3℃/11時 22℃
水 温 13.5℃
作業開始時刻 午前 8:30
作業終了時刻 午後12:30
清掃ポイント ロイヤルワンド付近一帯
潜水作業時間 100分
作業内容 湖岸及び湖底に散乱しているゴミの回収作業
作業スタッフ 陸上班 5名
監視班 1名(船舶1艇)
水中班 4名(潜水士有資格者4名)
ゴミ回収結果 空きビン類 10,250g
空き缶類 1,300g
ワーム及びルアー類 30,320g
可燃物 6,050g
合 計 47,920g


ワーム


ワームが重なりあっている


魚が悠々と泳いでいる


水草の合い間にワームが


オモリがまとめて落ちている


ワームの上にはヘドロが堆積している


今回もこんなに多くのゴミが !!


ハードルアー


古い懐かしいビンも


肥大したワーム


  

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