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  平成15年10月5日 河口湖第8回湖底清掃報告



今回は、大石 奥川流れ込み付近の清掃活動をしました。
清掃活動も後半という事も有り、気温、水温とも低下ぎみの中での作業になりました。
水温は、河口付近では18℃前後と川の冷水が流れ込んでいて、ドライスーツ着用が有難く思えました。このポイントも水質的には、透明度が高く潜水作業が行いやすい環境でした。
周りには、葦が多く育成しており、水中の魚にとっての環境は最高です。
このポイント付近には、流れ込みだからなのか小魚(オイカワ)が多く遊泳していました。
お馴染みの大きな鯉も悠々と泳いでいます。期間か場所的な事なのか『バス』の姿はあまり見られなかった様です。
湖底の状況は、基本的には砂地、その上にやはり多くの腐葉土が堆積しています。
例年、既に切れている水草も密集している状態でした。
ここも湧き水(冷水)が所々の場所から噴出していました。

湖底のゴミ自体も少な目ですが、何故か沖合い(水深3m付近)の湖底で大きな鍋数個やタイヤ数個が回収されました。タイヤは判る気もしますが、大きな『鍋』数個は『なぜ?ここに』という思いでした。
バーベキューをした人達が、後に捨てていくのでしょうか?


今回の清掃場所


ダイバーが清掃開始


ロッドが!


水草の中にワームが散乱している


コケムシ


水草がかなり伸びている


空き缶


死魚

作業実施日 平成15年10月5日 (日曜日)
当日の天候 快晴 湖畔気温 摂氏 21℃ 表面水温 20.1℃
水 温 水深 2m〜3m範囲で23.0℃
水深 3mからは21.1℃
水中視界 80cm〜120cm
作業開始時刻 午前 8:40
作業終了時刻 午後12:30
調査清掃ポイント 奥川付近一帯、湖岸から15mの範囲
(水深1m〜5mの範囲)
実質回収作業時間 180分
潜水作業時間 100分
作業内容 湖底に蓄積されたゴミの回収作業
作業スタッフ 陸上班 4名
監視班 1名 (船舶1艇)
水中班 5名 (内、潜水士有資格者3名)
ゴミ回収結果 ワーム及びルアー類 3,600g
缶類・瓶類 47,200g
プラスチック、ビニール類 25,300g
可燃物 6,500g
合 計 82,600g


ワームの上に泥が堆積している


小魚がたくさんいる


古タイヤを回収


なぜか鍋が?


コケムシです


椅子・キャリアが捨てられている


回収したゴミを広げる


お疲れさまでした !!


  

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