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2019   環境保全講習会

認定NPO法人 日本釣り環境保全連盟では、平成が終わり令和元年になりました。令和の時代も環境保全の推進、及び釣り人のマナー向上のため、当連盟の協力団体であります『NBC全国チャプター』の協力の下、釣り人を対象に「フィッシング・エコ・リーダー」による環境保全講習会を全国17会場で実施し、690人もの方に講習・釣り場のゴミ拾い活動等に参加していただきました。世界的にもマイクロプラスチック問題なども大きくとりあげられており、釣り人にとって身近なフィールドでの、環境保全への意識の高まりを再確認しました。

『フィッシング・エコ・リーダー』は、釣りと環境保全の公平な指導ができる釣り場環境保全リーダー(エコリーダー)です。


  今年よりチャプターに初参加される方が20名程いました。参加者数が多いため、初参加の方には詳しく説明するとともに、チャプター福島の会場である桧原湖及び曽原湖は国立公園内にあり、多くの観光客が訪れる場所でもあります。そのため、釣り人以外のゴミも見られることから、
自分のゴミを持ち帰ることは勿論、落ちているゴミを見かけたら、極的に片づけることなどをお願いいたしました。講習会で話した内容について、チャプター参加者以外の友人等にも広く話して伝えて頂き、将来のことを見据えた行動をお願いしました。

                              
  NBCチャプター福島 講師 佐藤 克紀 

5月26日(日) 榛名湖 (群馬県)

35人 参加
  
  テキストの内容の他に、外来生物への取り組みとして、全国で唯一といえる群馬県邑楽町のブラックバスを池から釣り上げ、管理釣り場へ移送し、有効利用するというイベントに、私が参加した感想を発表した。行政としては決して大きくない町役場が、環境省から飼育・運搬の許可をとることで可能となったイベントだが、かなり大変な作業だったと想像する。邑楽町ではそもそも外来魚を釣って殺処分するだけのイベントとして開催したのだが、子供たちから何故、生きたものを殺すのかとの指摘からこのような取り組みを始めたという経緯を聞いた。
外来生物に対し、殺すから生かす取り組みで共存していくために、協力・努力をお願いすると講習会を閉じました。

                               
 NBCチャプター郡馬 講師  桜井伸治

6月9日(日)今切川 (徳島県)

37人 参加

  試合後参加者全員で環境保全講習会を開催致しました。始めにNPO法人 日本釣り環境保全連盟 とは何かを説明し、その後フィールドマニュアルに沿ってお話しさせて頂きました。特に安全面の ルールや、環境問題については、重点的に説明し、最後にフィッシング・エコ・リーダー資格試験 についても話し、エコ・リーダーの取得を啓蒙しました。

                               
 NBCチャプター徳島  講師 牧野陽平

6月16日(日) 高梁川 (岡山県)

35人 参加
 
 毎年チャプター後に開催しておりますので、複数回受講された方が大半の為、注意すべき点
(外来生物法)を再確認して頂きました。また、昨年7月に発生した西日本豪雨による変化、今後の対策工事による環境変化を環境の番人である釣り人が注視していきましょうと呼びかけました。
 講習後は全員で清掃活動を行いましたが、毎チャプター後の清掃活動により、会場付近のゴミは少なかったです。
                              
 NBCチャプター岡山   講師 塩見友広
 

6月16日(日) 津風呂湖  (奈良県)

64人 参加


 
 私達釣り人は、普段の実釣時根掛かりなどでルアーや、ワームを落として水辺にゴミを落
としていることをもう一度しっかり頭に入れて、目に見える範囲のゴミ木の枝に絡んでいるラインなど、一人一人が、意識して清掃する事が大切だと思いました。環境保全講習会を毎年行う事で、次世代にも素晴らしいフィールドを残せるように大会参加者だけでなく一般アングラーにも声掛けを行っていきたいと思います。

                            
  NBCチャプター津風呂湖 講師 倉林和馬

6月16日(日) 入鹿池 ( 愛知県 )

44人 参加

  釣り場のゴミ問題について、大会終了後毎回清掃活動を実施している事もあり、選手全般に意識が高い印象を受けました。ボート上で出た釣り糸の切れ端、ワームやフックのパッケージを入れるゴミ袋の用意や、タバコの灰皿を用意するなど当たり前な事ではあるが実施している選手が大半を占めていた。大会後の清掃活動を通して今後も意識向上に取り組みたいと思います。
 外来生物法については、県によってリリース禁止の条例があるため、事前に自治体のルールを確認する様に呼び掛けました。入鹿池においては、アリゲーターガーが今大会の練習中に複数の選手が目撃しており、外来魚の拡散は身近な問題である事を再認識しました。
 駐車問題については、入鹿池ではボート店の駐車場に確実に駐めているが、河川や野池で陸釣りをする場合は違法駐車をしない事や釣り禁止、立入禁止の場所で釣りをしない事など、JB、NBCメンバーとして責任を持った行動を取るように再度声掛けを実施しました。
 ゴミ問題、外来魚問題、駐車場問題などバス釣り業界ではネガティブな問題が複数ありますが、改めて選手に再認識してもらう非常に良い機会となったと感じました。

                               
NBCチャプター愛媛  講師 溝口 将彦

6月23日(日) 遠賀川(福岡県)

47人 参加
 
 毎年この時期に環境保全講習会を開催していますので、複数年チャプターに参加している選手には恒例となっており、今年から参加選手を数人いますので、抜粋での確認と、初参加の選手にとっては新たな勉強になり、大変意義のある時間になりました。全体的な釣りの環境の動向としては、我々が普段の生活や、釣りにおいても社会的ルールが、厳格化されてきており法令厳守が「絶対」という風潮があります。今後さらに必要に感じた事は、間違っている行為に対しては、未然に防ぐ対応が重要になるのではないかと皆で確認をしました。

                               
NBCチャプター福岡  講師 南 敏哉 

7月14日(日) 河口湖 (山梨県)

32人 参加

沢山のゴミが集まりました

参加者の皆さんお疲れ様でした。

  チャプター参加者全員でゴミ拾いをした後、希望者に環境保全講習をしました。(他のチャプターで受講されてる選手もいるのでバス釣りを続ける上で、環境保全の問題、外来生物法の再確認や、現在問題となっているマイクロプラスチックの話など、要点をまとめて、お話しさせていただきました。選手の皆様は真剣に聞いてくれました。環境を守る上でも、必要な講習だと思いました

                                 
 NBCチャプター河口湖 講師 大場 直樹 

7月21日(日) 桧原湖 (福島県)

89人 参加

 今年よりチャプターに初参加される方が20名程いました。参加者数が多いため、初参加の方には詳しく説明するとともに、チャプター福島の会場である桧原湖及び曽原湖は国立公園内にあり、多くの観光客が訪れる場所でもあります。そのため、釣り人以外のゴミも見られることから、
自分のゴミを持ち帰ることは勿論、落ちているゴミを見かけたら、極的に片づけることなどをお願いいたしました。講習会で話した内容について、チャプター参加者以外の友人等にも広く話して伝えて頂き、将来のことを見据えた行動をお願いしました。

                                     
NBCチャプター福島 講師 佐藤 克紀  
 
7月28日(日) 野尻湖 (長野県)
 
60人 参加

  2019年環境保全講習会を第3戦表彰式前に開催しました。 まず、講習会の目的と、フィッシング・エコ・リーダー資格の取得推進の話しをさせて頂き、参加者の理解を頂きました。講習会の内容としては、新たに海洋マイクロプラスチック問題を取り上げて私達が今出来る事を考え、意見を出し合いました。大変暑い中でしたが、熱心に聴講する姿が印象的でした。

                                 
  NBCチャプター長野・野尻湖 武者 雅広
                                         
 
8月18日(日) 加古川 (兵庫県)
 
16人 参加



  晴天に恵まれた兵庫県加古川の西岸河川敷で講習会を開催した。日本釣り環境保全連盟の活動を紹介した後に、琵琶湖のとあるアングラーがゴミを出す前にゴミをフィールドに持ち込まないことが一番という記事をSNSで掲載し ペットボトルの飲み物を自前の水筒に入れ替えてフィールドへ持ってくる これだけでもごみは減る。つまりどうしたらゴミを出さなくて済むかを考えるのも環境保全のひとつですね という実例紹介に参加者のみなさんもうなずいていました。 次回は環境保全についてのアイディアを出しあうディスカッションをしてみたいですね。

                                     
 NBCチャプター兵庫  村下泰健
 
8月25日(日) 東条湖 (兵庫県)
 
31人 参加

  当日は、まず清掃会を実施。いつも行う会場周りからおもちゃ王国の駐車場まで広い範囲を参加者全員で時間をかけて行った。観光施設の駐車場でもあるのでいつもきれいに清掃されているが草むらの奥などをみると意外とゴミがありほぼすべてを拾いきりました。そして会場へ戻り毎年この環境講習会は行っているので これから私たちに何がこのフィールドに対してできるかゴミを拾う清掃活動のような当たり前に行う活動はもとより 湖の生態系を勉強し現在この東条湖で旺盛に行われている「ワカサギ」人工孵化については参加者も身近に見れる環境にあり、そして本年より実施された浮き産卵床による各種魚の増殖にも力を入れて多種多様な魚が釣れる湖として将来に残したいという話題で進んでゆき来年はまた新たな挑戦がなにか出来ないかみんなで模索し提案してゆきましょうということになった。

                           
 NBCチャプター兵庫  村下泰健
                                         
 
8月25日(日) 野村ダム (愛媛県)
 
28人 参加

 チャプター戦終了後に環境保全講習を開催しました。
大会参加選手、運営スタッフの全員に参加いただきました。釣りをするフィールドの大切さ、フィールドの環境保全、アングラー同士での共有について主に講習を行いました。また、フィールドに釣りに行き帰るだけではなく、フィールドに対する奉仕の精神を忘れないように講習を行いました。利用したフィールドや駐車場にゴミがあれば簡単にでも清掃活動を行い、フィールドを「来たときよりも美しく」なるように講習参加者に伝えました。講習参加者は自分たちが利用するフィールドであるため、全員が真剣に未来のフィールドについて考えてくれていたと思います。

                                         
  NBCチャプター愛媛 宮本拓哉
                                         
 
9月8日(日) 淀川・城北ワンド (大阪府)
 
41人 参加
 
 ●環境保全について 
 釣り場のゴミ問題について中心にはなしました。

 ●外来生物法について 
 外来生物法の再確認をし、リリース禁止の問題などを話しました。

 ●清掃活動  
  暑い中でしたが、参加者全員でゴミ拾いを行いました。

  
 
9月8日(日) 宮城県 
 
40人 参加

 大会に参加した選手とジュニア選手の父兄を対象に実施。
資料に基づいて、マイクロプラスチックの問題などニュースでよく聞く話題を中心に理解を深めてもらった。さらに、最近特に東北の漁港で釣り人を締め出す動きがあり、マナー向上と釣りに行ったら一つでいいので他人のゴミを拾って頂くようお願いした。

                                         NBCチャプター 齋藤 正樹
 
9月25日(水) 亀山ダム (千葉県) 
 
51人 参加
 
 台風15号により、亀山湖が被った災害を話し、チャプターで集めている奉仕金を使い崩落の
危険がある場所に立ち入り禁止のブイや、看板の設置を行いたい旨を話しました。
 又、マイクロプラスチックゴミを増やさない為にもコンビニ袋や包装プラスチック袋を湖上に散乱をしないよう心掛けるように話しました。

                                   
  NBCチャプター房総 椎谷勝義
 
10月6日(日) 三瀬谷ダム (三重県) 
 
40人 参加
 
 開催時期が遅かったこともあり、既に他チャプターで講習会を受講された方が多かったので、既に聞いているであろう包括的な環境保全(ゴミを捨てない、拾う、マイクロプラスチック)の話に加えて、釣りが出来る場所を保持していくための「釣り場環境の保全」について話をしました。特定外来種被害防止法により、バスが移植出来ないので釣り場のバスを減らさないための方策として魚のケアの方法など、これらも釣り場環境を守るにあたって大切なことだと伝えておきました。
 講習会終了後、周辺のゴミ拾いをしましたが、当地では「環境整備協力金」を支払い、管理が行き届いているため、あまりゴミはありませんでした。

                                     
NBCチャプター三瀬谷 北山 睦
 
10月6日(日) 三瀬谷ダム (三重県) 
 
40人 参加


 
 今回の釣り教室の捕捉にて保護者9名運営スタッフ7名計16名に対し、エコリーダーマニュアル使用し、環境講習会も同時に行いました。皆様現実のゴミ問題等に耳を傾けてくれ、今後の行動が良い方向に変化すると実感いたしました。

                                         JEF岩手県支部 小島博人
これから考えていかなければならないのが“釣り人と自然の共存”です。
多くの愛好者を夢中にさせる釣りを守っていくために、何をしなければならないのか!
釣り場は釣り人の手で守るべきであり、釣り人が汚した自然は釣り人自らが取り戻すべきです。
世界的問題になっている海洋マイクロプラスチックゴミの削減にも水際の釣り人が清掃活動と環境に優しい釣具を使う事で削減につながります。

水辺の環境をよくするために、私たちは何ができるのでしょうか?
 ・自分でゴミを出さないことはもちろんですが、他人が捨てたゴミも拾う。
 ・環境にやさしい釣り具を使用する。
 ・水質をよくするためには、上流域の植樹も必要なので、植樹のイベント等に進んで参加する。

釣りを安全に楽しくするためには?
 ・人に迷惑をかけない。
 ・ルールを守る。
 ・行動・服装等、釣りの人の模範となるようにする。
講習会資料より抜粋

  


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